こんにちは、なごや社会福祉士事務所の行成ひとみです。
かけつけソーシャルワーカーご利用者様の声をご紹介します。
ご利用者様の声
親との付き合い方がわかった【Sさん】
長年実の親から過干渉を受けていて、家から出た今もたびたび連絡があり、どうしたら良いのか悩んでいました。
が生まれてからは孫のことで一層干渉が強くなり、ストレスで体調が悪くなったほどです。
親とは縁を切りたい、と思いつつも実の親なんだからそんなに邪険にしてはいけないのではと悩んでいました。
相談員さんに話を聞いてもらい、具体的なアドバイスをいただき、夫とも話し合って親との付き合い方をどうするのか決めることができました。
あんなに怖かった親が、もうあまり怖くはありません。
【ソーシャルワーカーより】
毒親やアダルトチルドレンに関連するご相談が多く、皆さんお困りでいらっしゃいます。
自分は親不孝者なのではないかと悩んでおられる方が多いのですが、一度立ち止まって親がどんな存在なのかを考える機会を作れると良いですね。
無理して介護をしなくていい【Mさん】
メッセージカウンセリングを利用させてもらいました。
親に介護が必要になった時にどうしたら良いのか困っていました。
親からは言葉の暴力をたびたび受けていて、こんな親でも私は一人っ子なので介護が必要になったらしなければいけないのかと悩んでいました。
相談員さんからは自分の新しい家族を大切にするように言われ、親の介護は無理にしなくてもいいということと、いざというときどういう機関に相談したらいいかを教えてもらい、自分がこれ以上頑張る必要はないんだということがわかりました。
相談のやり取りはメールだったので気軽に利用できました。
【ソーシャルワーカーより】
介護は円面な家族関係であっても大変なことです。
ましてや親と確執がある場合は更に過酷になるでしょう。
無理をして介護をしようとするといずれ限界がきて、介護離職などにつながる可能性も高くなります。
上手に制度を活用することが大切です。
かけつけソーシャルワーカー活動報告
2020年度上半期は家族関係のご相談が多く、特に毒親、機能不全家族、アダルトチルドレンなどの問題を抱えている人が非常に多いと感じています。
また、単に親との折り合いが悪いという相談よりも、お金や介護など色々な要素が絡んだご相談が多かったのも特徴でした。大人になってから家族関係を修復するのはお互いに歩み寄る必要がありますが、それができない方も多くいらっしゃいます。
むしろ、距離を置いた方が両親との関係などを冷静に見ることができます。
愛着形成や思春期のアイデンティティ獲得に問題があるように感じられるご相談も多く、どのようにそれを克服していけばいいのかというお話もさせていただきました。
また、統合失調症や解離性障害、パニック障害などのために今生きづらさを感じておられる方もおられました。
お話を聞くだけで前に進める人もいれば、症状と付き合いながら生活することに困難を抱えている方も多くいらっしゃいます。そういった方々が少しでも生きやすくなるように相談支援をさせていただきました。
提携医療機関募集
なごや社会福祉士事務所では、名古屋市内の心療内科や精神科などのクリニック様に「かけつけソーシャルワーカー」サービスを提供しています。
- 医療と福祉の連携
- 患者様の生活相談
- 福祉制度情報提供
- 年金申請時の提携社労士紹介 など
新規ご利用のお問い合わせは以下まで、お気軽にお寄せください。