こんにちは、なごや社会福祉士事務所の行成です。

12/21(土)に子ども金銭教育を行っているFPmama Friends様と共催という形で、「第一回 子どもの権利 親の権利 勉強会」を開催いたしました。

親子参加大歓迎、ということでお子様にもわかりやすいようスライドづくりをしていましたが、参加申し込みが大人の方ばかりでしたので、急遽大人向けの内容に作り直して当日を迎えました。

勉強会の内容

ここで、簡単にどのような勉強会をしたのかご説明します。

まずは「権利とは何か」という基本から入り、続いて「子どもの権利」を児童憲章・児童福祉法・子どもの権利条約などからピックアップしたカードを利用して参加者の皆様に理解を深めていただきました。

この中でもキーワードとなるのが「子どもにとってもっともよいこと」です。

全ての子どもの権利はこの「子どもにとってもっともよいこと」は何か、という視点で考えることが大切です。

続いて、事例を紹介しながら子どもの権利が脅かされる要素としていじめや虐待があることをお伝えし、虐待の種類について解説しました。

その中で、子どもが育つためによい環境とは何か、ということもご説明しました。

 

親権は誰のためにあるのか

インターネットで「親権」について検索すると、残念なことですが、離婚する場合にいかに親権を取るか、という内容ばかりが検索結果に表れます。親同士が親権をめぐって争う構図を子どもは見せつけられるわけです。

しかしそもそも、親権とは誰のためにあるのかというと、子どものためのものなのです。

というわけで、親権についてクイズなども交えながら解説し、体罰が引き起こす副作用なども紹介しながら、「子どもを叱るのではなく、行動を変えるようはたらきかける」方法やアンガーマネジメント、発達段階に応じた子どもとの向き合い方についてお話をさせていただきました。

 

アンケートの内容を一部ご紹介します

開催後のアンケートでは、皆さんが

  • 知りたかったことを学ぶことができた
  • 今後同じような勉強会が開催される場合、知人に参加を勧めたい

とご回答いただきました。ありがとうございます。

頂いたお声を紹介させていただきます。

勉強になり、ありがとうございました。
今後もこのテーマについて勉強したいと思います。

子ども側の権利と親側の権利…それぞれたくさんあって理解できないなあと思っていましたが、要は「子どもにとってよいことは?」が基準なんだとわかった!

 

今後も開催させていただきます

今回、はじめて「子どもの権利」について勉強会をさせていただきましたが、参加者様の反応を見ると、やはりもっともっと大人が、そして子どもが、権利について学べる機会を作っていく必要性があることを感じました。

今回は自主開催という形でしたが、学校・PTA・子育て支援団体などに広げていけたらと思っています。