こんにちは、はじめまして。
この度なごや社会福祉士事務所を立ち上げました、行成ひとみと申します。
社会福祉士で独立した事務所を作るところはまだあまりないと思いますので、立ち上げの経緯や事務所にかける思いについてこのブログで語りたいと思います。
私の経歴
私はごみ屋敷で育ち、高校を中退後ネットカフェ難民を経験したりフリーターとして職を転々とする中で福祉の仕事に出会い、一念発起して29歳の時に介護福祉士と社会福祉士の資格を取得しました。
社会福祉協議会や特別養護老人ホーム、地域包括支援センター(いきいき支援センター)などで働き、出産や育児を経て事務所立ち上げを決意した次第です。
家族は現在、夫と息子の三人暮らしです。
また別の面から私の経歴を見ていくと、17歳のときにうつ病を発症。のちに双極性感情障害と診断名が変わり、病気に振り回される生活を送ってきました。
更に双極性感情障害の症状で入院した医療機関にて、広汎性発達障害(ASD)の診断も下り、現在は精神障害手帳2級を取得しています。
福祉と広報にかける思い
私が最初に福祉の仕事に出会ったとき、その仕事はファイナンシャルプランナーとしてお金に関する相談を行う業務でした。
しかし、仕事をする中で福祉の制度や相談機関について知るにつれ、
「高校を中退した時にあそこに相談していれば」
「ネットカフェ難民のときにあそこに相談していれば」
「最初に診断を受けた時にあの制度を知っていたら」
そう思うことがとても多くあったのです。
日本の福祉は申請主義です。制度について知らなければ相談にも行けませんし、相談に行かなければ申請もできません。しかし、福祉が必要にもかかわらず制度を知らず、苦しんでいる人がたくさんいることに気づかされました。
福祉の制度について十分な広報がされているようにはとても思えず(例として、うつ病の方が利用できる自立支援医療制度について厚生労働省や日本うつ病学会や、医師会などが、周知ポスターを配布していないために、制度を知らない・利用していない当事者が非常に多くいます。)、また福祉の機関で働いている中でも広報についての知識を得る機会がなかったことから、広報こそが福祉の未来を変えていくだろうと思うに至ったのです。
自分だからこそできること
資格こそあれど、私は二級の手帳を持つ障害者でもあります。
双極性感情障害だからできない。
広汎性発達障害だからできない。
そう思った時期もありました。
でも私は、広汎性発達障害の特性である「こだわり」によって、WEBやブログに関する知識や経験を豊富に持っています。
そして、福祉が必要な当事者でありながら、福祉の専門家でもあります。
専門的な言葉では「ストレングスモデル」といいますが、私のストレングス=「強み」は今までの人生経験でつちかってきた全てなのです。
会社員としてフルタイムで働くのは難しい。
それなら自分で事務所を立ち上げよう。
そして私がもつ全てをこれからの福祉のために活かしていこう。
それが、今の私の思いです。
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はじめの一歩、無料WEB診断は人材不足で悩む事業所や、新規利用者を獲得したい事業所の一助となると思います。
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